<景品表示法に基づく表記>本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれています。

楽なバイト

公文バイトの評判を徹底調査!公文のバイトってきつい?楽?

はじめまして。北海道在住の渋谷と申します。
社会人生活も10年を過ぎ、時の流れを早く感じる今日このごろ。
学生時代にもっとバイトや勉強をやっておけばよかったなぁと後悔することもままあります。

そんな自分は、大学時代に学習塾でアルバイトをしていました。
皆様ご存知のKUMONです。
本部ではなく、教室で採点係として2年ほど務めていました。
学習塾のバイトと言うと、頭が良くないといけない・講義をしなければいけないというイメージもあるかと思います。
ですが、そんなことはありません。
自慢ではありませんが、現役の学生時代ですら、私は人様に講義できるほどの学力はありませんでした(笑)

ここでは、当時の経験を元に、学習塾バイトに興味のある皆さまへ参考までの詳細をお伝えしたいと思います。

公文のバイトの仕事内容は?

学習塾のバイトにも色々ありますが、大きく分けると2種類あります。
授業と簡単な教室運営を行うものと、そのサポートや事務業務を行うものです。
前者は、教師と営業を足して2で割ったようなもので、難しい代わりにとても時給が高い。
地方でも時給2000円くらいで求人の出るアレですね。

後者は、いわゆる事務です。難しいことはほとんどありませんが、その分、時給も控えめ。
自分が勤めたのは後者の方です。
それもちょっと特殊で、フランチャイズ契約的な制度の元、個人が運営するこじんまりとした教室の採点専任係です。

業務は、生徒が回答し終わった答案を、暗算及び解答冊子に基づいて採点すること。
それだけ。
専任の名の通り、採点業務が仕事の95%くらいを占めていました。
教室長の手が埋まっている時に電話が鳴ったら代わりに取ってね、とは言われましたが、ほとんど鳴りませんでしたね。
生徒に指導しないでください、と釘を刺されたので、直接生徒から何故と聞かれても極力回答しないという不思議なバイトでした。
時間は週に2回、1日2~3時間くらい。
残業はおろか、忙しいことすら殆どありませんでした。
ごくごく稀に、子どもたちの結集時間がかぶってしまい残業が発生したりはしましたが、それでも月に1時間もありませんでしたね。

公文アルバイトの時給は?交通費は支給されるの?

難しい仕事ではない上に、北海道の事務です。
時給はそんなに高くない……と、思いきや。
900円もいただいていました。

社会人になった今でも、破格の待遇だったと思います。
北海道の最低賃金は、2019年1月現在で835円。
自分が大学生の頃はもっと低かったです。
試され続ける大地たる北海道では、ハードな飲食店のバイトですら最低賃金スレスレがデフォルトです。
派遣や専門職を除けば、深夜帯でもバイトだと950円あれば良い方。
それが、低賃金でお馴染みの事務職で、忙しいわけでもなく、頭を使うわけですら無く、しかも学生がいただくにしては、なかなかの高額だったと思います。

当然のことながら昇給は一切ありませんでしたが、あの時給で昇給なんてした日には、申し訳なくて爆発してしまいますね……。
交通費は全額実費支給。
バカ正直に、晴れの日は自転車通勤ですと言ったのですが、それでも規定分の交通費をいただけました。
給与振込不可で現金手渡しオンリーというアナログな配給方法ではありましたが、それを差し引いても待遇の良いバイトだったと思います。

公文アルバイトのシフトの条件は?

シフトは、求人要項でほぼ指定されていました。
毎週火曜日と木曜日の、15時~18時の間で2,3時間です。
面接でも教室長の方からお話があり、このくらいで働けますね?と確認がありました。
田舎の実家に里帰りしていたので、年末年始だけは一ヶ月くらいの長期休暇を下さいと申告して、幸いにも許可いただけました。
全て面接の場で相談してしまった感じですね。
シフト表なども一切なく、自分は一日たりとも遅刻・早退、欠勤しなかったので、紙やPCで申請を出すことすら一度もありませんでした。
年末年始に教室長へ声がけするくらいでしたね。
もともと、生徒たちの集合時間帯が集中するので採用役を雇ったということだったので、学生がバラける長期休みは抜けてもほとんど支障なかったようです。
上記の通り、要所の融通も利かせていただいたので、とても助かりました。

公文アルバイトの楽しいところ3選

このバイトで楽しかったことは下記の三点です。

  • いろんな子供や家庭を知ることができて興味深い
  • 特に意識しなくても自分の勉強になる
  • 義務教育の授業内容が学べ、手が空けば採点に関係ない教材も読ませてもらえた

ひとつめは、色々な子供を観察できたことです。
性格は勿論、子供によって勉強方法や取り組み方も様々で、そういった十人十色の面を見つめられるのが楽しかったですね。
生徒同士の会話も聞こえてくるので、今どきの小学生の実態(?)を知れたのもよかったです。
教室までお子様を迎えに来る保護者の方もいたり、電話連絡もあって、この子の家庭はそんな感じなんだなぁ、というのも分かったり。
人間観察的な部分も少し楽しかったですし、小さい子供のいる家庭という、自分にとって馴染みない領域を少し覗けたのもプラスでした。

ふたつめは、単純に自分も勉強できたこと。
バイト時間は生徒が集中してやってくる時間帯なので、すばやく採点しないと答案がドンドン溜まっていきます。
生徒を待たせるのも悪いので、すばやく採点してサッと返却してあげたいのが人情です。
そんな事を考えながらやっていると、暗算速度も上がっていき、自分の勉強にもなりました。

みっつめは、採点以外の部分でも現在の義務教育内容を見せてもらえること。
手さえ空けば、生徒が関わっていない部分でも教材や教科書を見せてもらえたので、これもまた非常に勉強になりました。

公文アルバイトのきついところ3選

正直なところ、このバイトでキツいところはほとんどなかったのですが……強いて挙げるなら。

  • 学習塾側ではどうにもならない部分を知ってしまい、もどかしい気持ちになった
  • 教室長が厳格で厳しい
  • 建物が古い

ひとつめだけは、10年以上たった今でもかなり記憶に残っている感情的なものです。
前述した通り、教室では保護者の方とも多少やり取りをしているので、生徒のみならず親や家庭環境も多少見える(見えてしまう)ものがあります。
その中で、控えめに評しても「子供より自分が大事です!」的な保護者の声が聞こえてしまい、教室長どころか生徒と一緒にとても悲しい気持ちになったことがありました。
挨拶などの礼儀作法ならまだしも、いち学習塾では家庭環境、ましてや親の思考には何の口も挟めません。
ああいうのが見えてしまうと、とてももどかしいですね……。

ふたつめは……あまり考えつかなかったので無理やり挙げてみました。
自分が採用いただいたKUMONの教室は、年配の教室長の方が非常に躾や作法にしっかりとした方でした。
逆の言い方をすれば、うるさいおばあちゃんとも映るので、もしかすると合わない人は合わない、かも?
勉強だけでなく挨拶などの部分も教えてくれる方だったので、個人的には素敵な方だと思いましたし、今でも尊敬しています。
最後は、建物の古さでしょうか。
中身はとても良い教室なのに、見栄えが悪くて勿体無いなぁと感じました。

経験者が語る!公文アルバイトの面接対策とは?

面接ではシフト面以外のことはほとんど何も聞かれませんでした(笑)
いえ、本当に!
なので、ここに何を書けばいいのか非常に迷います……!

通っていた大学に指定で着ていた求人なので、厳格な学習塾のイメージから大きくハズレなければ誰でも合格だと思います。
面接でシフト以外に聞かれたことは、大学で何を勉強しているか、趣味は、そんな当たり障りのないものだけです。
確か、ものの10分くらいで終わりました。
服装は華美・派手なものはNG。
といっても、教室がものすごく古い建物にあったので、オシャレで華やかなバイト生活を送りたい人は辞退するんじゃないかなぁ……。
面接に合格するためのポイントは、不真面目さを出さないこと、落ち着いた姿勢で挑むこと、くらいでしょうか。
他のKUMON教室の求人方法は分かりませんが、大学のバイト求人をこまめにチェックするのが良いかと思います。

公文アルバイトの恋愛事情は?

バイトは自分ひとりだったので、異性どころかバイト仲間との出会いすらありませんでした。
なので、この欄にも何を書けばよいのか悩みます(笑)

自分が雇っていただいた教室に限っては、恐らく現役大学生を学校指定で雇う方法オンリーだと思います。
なので、バイトの年齢層はほぼ19~22歳限定でしょう。
もっと大きな教室にしても、学習塾なので、バイトが大勢でワイワイ騒ぐことは考えにくいです。
なので、友だちを作るためにバイトしたい!というタイプの方はちょっと寂しいかも知れませんね。

公文バイトの評判を徹底調査!公文のバイトってきつい?楽?のまとめ

このバイトをおすすめできる人は、ズバリ、勉強が好きな人です。
これは、教科書を読んでテストでいい点をとる為の勉強だけではなく、いろいろな意味をひっくるめての「勉強」です。
このバイトがおすすめできない人は、その逆、勉強が嫌いな人です。
学習塾なので当然といえば当然ですが、これに尽きると思います。
細かい相違はあれど、他の教室は勿論、他社の学習塾でも基本は同じでしょう。
学ぶことが嫌いな人、教わる気持ちがない人は、バイトと言えども長続きはしません。
逆に、学習意欲が強い人、学んだものを活かしたい人、それを他者にも伝えたいという人には、とても向いている仕事だと思います。