私はこれまでに色んなアルバイトを経験してきました。
中でも印象に残っているのが、パレットプラザという写真プリントの販売・受付バイトです。
パレットプラザでは約3年ほどアルバイトとして働きました。
元々写真を撮ることが好きだったので、自分に合っている、楽しそうだと思って始めたバイトだったんです。
でも実際に働いてみると、なかなか大変なところもありましたね。
今回はそんな私の経験や、体験したことを元にして、パレットプラザのアルバイトをしてみたいと思っているあなたにバイトの詳しい実態をご紹介していきましょう。
パレットプラザで働いたことがある人にしかわからない、裏の事情もたっぷりお見せします。
目次
パレットプラザのバイトの仕事内容は?
簡単にいえば、パレットプラザはスマホやデジカメで撮った写真を専用の機械でプリントしたり、フィルムを現像・プリントするお店ですね。
スマホやデジカメの写真の場合はお店の中に大きなプリンターがあり、その機械で店内プリントをします。
店頭にPOCというPC型の機械が置いてあるので、お客さんにそこからプリント注文をしてもらって、プリンターへ送られてきたデータを店内でプリントするという流れですね。
フィルムの場合は、現像機(フィルムを現像してネガにする機械)があるお店は、店内で現像とプリントを行うのです。
現像機を置いていないお店もあるので、その場合は現像用の工場へ郵送して外注仕上げとなります。パレットプラザのアルバイトが行う業務は以下のようなものがあります。
- デジカメやスマホ、フィルムなどのプリント受付~写真のプリント業務
- フィルムの現像やプリント受付~写真のプリント業務
- データのCD作成
- 商品の発注、品出し(アルバムやフィルムなども店内で販売しているため)
- 棚卸
- レジ業務
- 店内掃除(空いた時間に)
また、あまり注文は来ませんが以下のような業務や、期間限定業務もあります。
- Tシャツやお名前シール、はんこなど写真アイテムの受注
- 喪中はがきと年賀状、暑中寒中、通常挨拶文はがきの受注~作成、プリント
- 証明写真撮影(専用機がない場合は店内で)
パレットプラザでのアルバイトを希望するなら、このような期間限定業務があることも押さえておきましょう。
パレットプラザアルバイトの時給は?交通費は支給されるの?
私が住んでいる大阪府大東市では、パレットプラザのアルバイト時給は950円でした。
お店は朝9時~20時までの営業のため、とくに深夜勤務の手当てなどはありません。
土日祝日も特別手当が出ることはありませんでした。
時給については年1回の頻度でキャリアパステストというものが実施されます。
テストといってもマニュアルを読めばわかる程度の簡単なもので、大体20円ずつアップです。
どんどん昇給していくと指導してくれる社員の前で接客テストみたいなものをさせられます。
テストで悪い点を取っても時給が上がらないだけで、滅多なことでは辞めさせられたり時給を下げられることはありません。
交通費は全額支給です。
私はバイトの最寄り駅から4駅離れた場所に住んでいたので、面接の際には「電車通勤します」と答えておきました。
自転車でも来れるかどうか聞かれたのですが、自転車だと片道20分以上はかかるので雨の日などは辛いんですよね。
だから「電車での通勤を考えているんですが…」と強気な態度で言っておいた方が、交通費を獲得しやすいです。
パレットプラザアルバイトのシフトの条件は?
シフトは、私のバイト先の場合は月に1回の頻度でシフトを決めていました。
「○日の~時は入れません」とか「この日は入れます」というのをバイトが各自メモをして店長に渡します。
シフトを作るのは店長または店舗マネージャーが主ですが、人手の足りない店舗や長く勤めているバイトがいる店舗は、バイトがシフトを作ることがあります。
私も毎月、他のバイトから入れる日・入れない日を聞いて、それによって予め決められた店舗ごとの従業員の働ける時間内でシフトを組んでいました。
シフトで組める時間は本社に決められているので、300時間しか割り振られていなかったら、その時間内でシフトを組んでいかないといけないので大変です。
なので、バイトの数が多い店舗だとこちらが希望していてもあまりシフトに入れない、といったこともあります。
シフトに入る頻度についてですが、これは週3日以上(1日5時間以上)を目安として決められていました。
「土日は絶対休みたい」などで他のバイトとの条件が合わないなどがない限り、採用度は高いです。
基本的に年中無休(店舗によっては年末年始や、店舗が入っているショッピングセンターの休みに合わせた店休日あり)なので、稼げるといえば稼げます。
かけもちも相談や店舗のシフトに応じてOKでした。
パレットプラザアルバイトの楽しいところ3選
パレットプラザのバイトで楽しいところは以下の3点です。
- 他の接客バイトと比べてお客さんとの距離が近い
- 雑貨も販売しており陳列(品出し)も任されるのでお店のレイアウトができる
- 空いた時間に自分の写真をプリントできる
お客さんは学生さん、主婦、50以上の男女が多かったですね。
皆さん家族写真だったり旅行写真を撮られるので、仕上がりの際に「綺麗にプリントしてくれてありがとう」などお礼の言葉を頂けます。
業務柄、おっとりしているというか、ほんわかした写真好きの人がよく訪れるので楽しい気持ちになれました。
そしてアルバムやそれに貼りつけるシールなどの雑貨類も販売しているので、品出し・陳列でお店を好きにレイアウトできるのも楽しいです。
ある程度使用するPOPなどは決められていますが、フォトショップやイラストレーターが使える私は自由にPOPやポスターを作製して店内陳列を行っていました。
また、従業員割引(プリント10%OFFなど)があるので、空いた時間に自分の撮った写真をプリントできるのも良かったです。
現像機を置いている店舗でしたから、お客さんが全然来ない日は撮りためたフィルムをどんどん現像するなどしていました。
パレットプラザアルバイトのきついところ3選
パレットプラザのアルバイトでこれはきつかったと思ったのは以下の3点です。
- 喪中、年賀シーズンは通常業務にはがき受け付けがプラスされる
- 取り扱うサービスが多いので覚えきれない
- 人手が少ないと店長のやるような仕事を任される
パレットプラザは喪中はがきや年賀状、暑中・寒中・通常挨拶分はがき(退職の知らせなど)の受付もしています。
暑中・寒中・通常挨拶分はがきはあまり注文が来ませんが、喪中はがきや年賀状は大々的にPRしているのでかなりの数を受注します。
いつものプリント業務を行いながら喪中はがきや年賀状も受付けして、店内でプリントできるものは店内でデータ作成~印刷をするのです。
3000件はザラ、数えきれないほど受注が来るので、11月~12月まで毎日残業でした。
2つ目は取り扱うサービスが写真以外にもTシャツ、写真の複製・復元、はんこ、お名前シールなど多すぎるため覚えきれないことです。
全く注文が来ないサービスもあれば、お名前シールなどは春限定(入園・入学シーズン)でたくさん注文が来ることもありました。
3つ目は、人手が少なすぎてバイトなのに店長業務(シフト作成や棚卸、発注)をさせられることです。
店長会議にも出席しなければなりませんし、それなのに時給はバイトのままなので「忙しいのに割に合わない」と大変でした。
経験者が語る!パレットプラザアルバイトの面接対策とは?
面接では以下のようなことを聞かれました。
- 週にどのくらいバイトに入れる?
- フォトショップやイラストレーターは使える?
- 接客経験はある?
- どうしてこのバイトを選んだ?
- 他の店舗に応援で勤務できる?
フォトショップやイラストレーターは使えなくても大丈夫です。
でも年賀状データを作成する際にフォトショップで画像の色味調整なんかも行うので、PCを使い慣れている人が採用されやすいですね。
接客経験はなくても私の場合は採用されました。
バイトを選んだ理由は「興味があった」など簡単なものでも面接に通ります。
他の店舗に応援で勤務できるかという質問は、たまに自分の勤め先ではなく近隣店舗に人が足りないときに入ることもあるので、大抵の場合聞かれます。
面接の流れはこのような感じです。
- 勤め先店舗の休憩室などで履歴書を見ながらいくつか質問される
- 10分程度、計算問題テストを受ける(2桁~3桁の足し算が100問ほど)
大体30分くらいで面接を終えます。
テストは別に良い点を取れなくても大丈夫ですが、計算知識を見るテストなのであまり間違いが多すぎると面接に通らなくなってしまいます。
服装・髪型への制限ですが、店舗によってある程度変わります。
服装は白ブラウスに黒のジーンズが基本。
で、支給されるエプロンを付ける店舗と、ピンクや青のブラウスに長パンツ・スカートが制服として支給される店舗がありました。
前者の服装規定に変わったのは最近のことなので、また後者の店舗が多いと思います。
どちらの場合も制服以外の服は地味めにとか、靴はスニーカーでという規定がありました。
髪型ですが、女性は肩に髪がつくようならひとまとめにする(ポニーテールなど)、男性は短髪と決められています。
髪色は黒~濃いブラウンまで、あまり派手だと注意されます。
ピアスは透明ピアスかバイト中は外しておくこと、爪は短く切る、ネイルはスカルプ禁止です。
面接に合格するためのポイントは、「愛想が良いこと」、そして「ある程度PCが使えること」です。
接客業なので全くの未経験でも、愛想が良いと採用されます。
PCは使えなくても採用されますが、しかしある程度PCを触ったことがある(ブラインドタッチまではいかなくても普通にネットをするくらいでOK)人の方が、仕事でもPCを使用することが多いので採用されやすくなります。
また、男性バイトは少ないアルバイトで、どちらかというと20代~40代の女性フリーターや主婦を中心として採用しています。
男性は採用されにくい(採用されるとしても20代の若い人が多い)ので、男性には不利なバイトかもしれません。
パレットプラザアルバイトの恋愛事情は?
バイトの年齢層は店舗によってまちまちですが、私のところは20代前半が2人、40代主婦が1人でした。
みんな女性で、男性バイトは全然いません。
なので、異性との出会いも全くありません。
店長会議には他の店舗のバイトも出席するので、そこで一応男性バイトも来ます。
が、いたとしても1~2人程度です。
女性を中心として多く採用しているアルバイトなので、そもそも男性バイトとの出会いの機会が少ないのです。
「男性とはあまり一緒に働きたくない」という女性には合っているかもしれませんね。
パレットプラザバイトの評判を徹底調査!パレットプラザのバイトってきつい?楽?のまとめ
パレットプラザのアルバイトをおすすめできる人はこんな人です。
- 接客が好きな人
- 人をまとめることが好きな人
接客業なので接客が好きな人じゃないと働きにくいと思います。
また、長く勤めていると店長業務を任されることがあるので、シフトを作ったり棚卸をしたり、他のバイトを動かしつつ自分も動ける人じゃないと大変でしょう。
パレットプラザのアルバイトをおすすめできない人はこんな人です。
- 責任感のない人
- 記憶力が乏しい人
年賀状などを作成する際、受注書に書いてある住所や名前を間違うと、それだけでクレームになります。
いい加減な仕事をする、責任感のない人だと、パレットプラザのアルバイトは難しいでしょう。
また、覚える業務が多いので、記憶力に自信がない人にはおすすめできません。
マッハバイトでバイトに応募して、お祝い金をゲットしよう!
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「バイト情報サイトなんてどこも一緒でしょ?」、あなたはそう思うかもしれません。
ただ、マッハバイトであれば、
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っていう仕組みがあって、アルバイトに採用されるだけで最大1万円のおこづかいがもらえちゃいます。
他のアルバイト情報サイトでも、お祝い金がもらえるサイトはあります。
が、マッハバイトは振込がとにかく早い。
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ちなみに、マッハバイトを利用する際には登録作業が必要。
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