社会人２年目で仕事にもだいぶ慣れてきた頃です。
仕事をしていて、「学生の頃は楽だったな～」と時々妄想にふけったりしています。
そんな私の学生時代のアルバイトの舞台は、京都にあるゲストハウスです。
大学２年生の秋から大学３年春までの約半年、アルバイトをしていました。
このようなゲストハウスのバイトをしている人は少ないんじゃないかなと思います。
目次
ゲストハウスのバイトの仕事内容は？
ゲストハウスの形にも色々とよると思いますが、僕がバイトをしていたゲストハウスでの主な業務は３つあります。
- ゲストのチェックイン・チェックアウトをする受付
- 清掃・ベッドメイキング
- 予約・キャンセル等の受付・管理
先ずは受付ですね。
朝は8時～12時までチェックアウトのお客様からルームキーを受け取りお見送り。
次に16時～21時でチェックインのお客様のお出迎え・宿泊費の精算・館内のご利用方法について説明を行います。
この際に、質問事項があれば随時答えていきます。
次に、清掃とベッドメイキングの仕事。
12時～13時の一時間で8部屋程（日によって増減する）・リビング及びシャワールームの清掃を行います。
外人の方は香水等匂いがキツイため、換気をしっかりと行うのがポイントでした。
最後に予約・キャンセル等の管理の仕事。
これは海外向けの民泊サイトからの申し込み及びホームページからの問い合わせ状況を確認。
それを元にグーグルカレンダーに宿泊の予定を書き込んでいくという作業でした。
ちなみに、外国人のお客さんと接客する際はすべて英語です。
が、基本はマニュアルがあるのでそれを読むだけ。
しかし、質問を受ける場合もあるので、ある程度のヒアリングスキルは必要かもしれません。
ゲストハウスアルバイトの時給は？交通費は支給されるの？
当時僕が住んでいた京都市では、最低賃金が時給は７８０円程でした。
そして僕のバイト先では時給800円でした。
早朝・深夜勤務等が一切ないため時給は一律です。
ちなみに、交通費は一回の勤務で500円支給でした。
京都市は基本的にバスがあればどこにでも行くことができます。
なので、500円の一日乗車券をちょうど購入できる金額に設定されていました。
僕は自転車通勤とバス通勤を併用していたので、バスの日でだけ交通費を支給して頂いていました。
ゲストハウスアルバイトのシフトの条件は？
シフトはだいだい2週間ごとに決めるようなかたちになります。
その際は、オーナーさんと直接話をしながら決めていきます。
僕は大学の授業や課外活動が忙しかったこともあり、
- 先ずは出勤できない日を伝える。
- その後に出勤できない日以外で、オーナーさんから出勤の候補日を伝えられる
- 候補日の中から次回の出勤日を決める
という形にしていました。
多くても週4日の勤務で、少ない週は1日なんてこともありました。
しかし、バイトの先輩の中には週6勤務は当たり前という人もいました。
なので、本人がどのくらい働きたいのかによって出勤日数が決まるような感じでしたね。
ゲストハウスアルバイトの楽しいところ3選
ゲストハウスでアルバイトしていて楽しいと感じたのは次の３点ですね。
- 日本にいながら英語を使うことができる
- 異文化交流ができる
- 綺麗な女性と出会える
まず日本にいながら英語を使うことが出来るという点について。
日本にいると英語の授業以外で、英語に触れる機会というのは少ないと思います。
しかし、ゲストハウスのお客様は外国の方が非常に多い。
なので、無理やりでも英語を使わなければならないという状況になり、自然に英語が上達するのが感じられます。
自分の成長が感じられるという点が、ゲストハウスのアルバイトで楽しかったポイントですね。
次に、異文化交流ができるという点についてです。
海外の方でも国によって非常に様々な文化の違いがあり、とにかくリアクションが大きかったり、スキンシップが激しかったりと面白かったです。
このような日本人とは違う価値観を持った人と接する機会を持てるっていうのは、ゲストハウスでアルバイトする場合の大きな魅力でしたね。
最後に綺麗な女性と出会えるという点についてです。
人の好みにもよりますが、僕は外人顔がすごく好きです。
なので、きれいな白人女性の受付時にはとてもドキドキしました。
まぁ、その横にはイケメン外国人がいますが(笑)
とは言え、バイトで外国人美女と触れ合えるっていうのも、ゲストハウスのアルバイトの魅力だと思いますね。
ゲストハウスアルバイトのきついところ3選
次にゲストハウスのアルバイトできついなぁと感じたところです。
- 日本のルールを守らないお客様がいる
- お客様同士の喧嘩
- 異文化の壁
まず、日本のルールを守らないお客様がいるということ。
例えば、私が働いていたゲストハウスでは、自転車の貸し出しをしていました。
京都市は無断駐輪が非常に多く、取り締まりも厳しくなっています。
そのため、それをお客様に説明するのですが、駐輪場には止めず無断駐輪をするお客様がちょこちょこいましたね。
それを警察の保管所まで取りに行くだけならまだよいのですが、中には私有地に駐輪し、その私有地の持ち主と揉めるなんてこともありました。
次にお客様同士の喧嘩です。
基本的に日本人であれば、何かあればフロントに言い対応してもらうことが多いと思います。
しかし外人は違います。
テレビ等で「ハッキリものを言う」と聞いたことがあると思います。
が、まさにその通り。
ちょっとした意見のぶつかり合いから、宿泊客同士で口論になり、お互いエスカレートして喧嘩になる場合があります。
それを止めるのは大変でした。
最後に言語の壁ですね。
やはり、ゲストハウスの仕事は英語が出来ないときついですね。
マニュアルはありますが、それ以外の事となると、途端に対応できなくなります。
なので、アルバイトを始めたばかりの頃は非常に苦労します。
まぁ、徐々に英語は上達してくるんですけどね。
経験者が語る！ゲストハウスアルバイトの面接対策とは？
やはり、面接で重視されるのは英語力だと思います。
面接の始めに聞かれた質問は「英語ができるか？」というもの。
英語は苦手だったものの、海外に憧れていたこともあり、「苦手だけど勉強頑張ります」と答えたのを覚えています(笑)。
大学入試レベルでの英語は勉強していたため、ヒアリングはそこまで苦労はしませんでした。
が、相手に伝えるということに関しては、なかなか言葉が出ずに苦労しました。
けれど、英語を学ぶ気があれば、バイトでネイティブの英語に触れることができるため、間違いなく英語は上達します。
なので、英語についてのやる気さえあれば、採用してもらえる感じでしたね。
僕はやる気で採用して頂きました。
ゲストハウスアルバイトの恋愛事情は？
バイトのメンバーは18～23歳ぐらいまでの大学生、清掃のおばちゃん、オーナーさんといったところ。
なので、バイト同士の出会いは少ないように感じましたね。
ただ、お客様が声を掛けてくれるってパターンがあります。
なので、バイト同士よりもお客様との出会いの方が多いかもしれません。
実際、連絡先を交換したり、フェイスブックで繋がったりと仲の良い関係になったお客様もいましたね。
ゲストハウスバイトの評判を徹底調査！ゲストハウスのバイトってきつい？楽？のまとめ
ゲストハウスでのアルバイトをおすすめできない人は、英語や外国人が嫌いな人。
ゲストハウスのお客様は、海外からのお客様がほとんどです。
日本人の方もいらっしゃいますが、かなり少ない。
なので、外人が苦手だったり、英語が嫌いだったりすると、全く仕事にならなくなります。
この条件に当てはまる人はゲストハウスのアルバイトは止めておいた方が良いでしょう。
逆にゲストハウスでのアルバイトをおすすめできる人は、積極的な人ですね。
英語ができなくても、積極的にお客様とコミュニケーションをとりにいけば、英語が上達するのも非常に速くなります。
そうなると、必然的に仕事の効率も上がり、トラブル等にも対応できるようになってきます。
なので、積極的に外人のお客様とコミュニケーションを取っていきたいって人には、ゲストハウスのアルバイトはおすすめですよ！
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