はじめまして。
現在専業主婦をしているユカと申します。
今でこそ家事に勤しむ主婦ですが、学生時代はスーパーアルバイターでした。
その勤務先はファミリーレストランのココスです。
なんと、高校1年生から大学を卒業するまで、約7年間も在籍していました。
これは自分でスーパーアルバイターと言っても過言ではないでしょう。
その7年間はとても充実したものでしたが、長く続けているからこその苦労もありました。
私の実体験を元にファミリーレストラン、ココスでのアルバイトについてご紹介したいと思います。
目次
ココスのバイトの仕事内容は?
単にココスといっても、その数は全国に約600店舗にものぼります。
その中でも私がアルバイトしていた東京都足立区内のココスについてお話したいと思います。
ココスでは、主に【ホール】【キッチンスタッフ】に分かれてお仕事をしていました。
【ホールスタッフ】の主な業務としては、言わずもがな接客です。
お客様の入店から退店までの接客の流れとしては、
- お席までのご案内
- お冷提供
- オーダー取り
- お料理提供
- お会計
- お席のリセット
というところでしょうか。
その他接客業務以外にも、デザート作りは【ホールスタッフ】の担当でした。
【キッチンスタッフ】の主な業務は調理です。
- 仕込み
- オーダー品の調理
- 必要な食材の解凍
- まかない作り
- 洗いもの
などです。
アルバイトで【ホールスタッフ】【キッチンスタッフ】を兼務している人は少なかったですが、
慣れてきて、希望があればどちらもやらせてもらえました。
ココスアルバイトの時給は?交通費は支給されるの?
ココスの時給は店舗によって違います。
私のアルバイト先の足立区のココスは基本時給が1000円でした。
22時以降は深夜給となり、1250円です。
18歳未満は990円となります。
その他にもアルバイトの中でもマネージャーという役職があり、
そちらに就くと月ごとに1000円のマネージャー手当が支給される仕組みでした。
私は大学生になってそのマネージャーとう役職に就きましたが、手当が1ヶ月1000円というのも少し割りに合わないかな、と思いました。
次に、交通費です。
こちらは規定の範囲内で支給されるようになっています。
電車賃、バス代はもちろんのこと、車やバイクを使って出勤する際のガソリン代も支給されます。
ただし、電車・バスを使うのであればその経路の最安値の金額が支給されます。
実際に使用する経路よりも安い経路の交通費が採用されるので、全額支給とまではいかないかもしれません。
ココスアルバイトのシフトの条件は?
シフトは各々出られる日にちを2週間ごとに提出する仕組みになっていました。
それをもとに社員さんが2週間分ずつシフトを作ってくれました。
フリーターの方もいらして、その方々は週5ほどの勤務、学生は週2~4の勤務が多かったです。
一度シフトが出来てしまうと、欠勤するには代理の人を自分で探す必要があります。
しかし、学生はテスト期間などでいつもより出られる日数が少なくとも、受け入れてもらえました。
店長や社員さんにきちんと相談さえすれば、月によって勤務時間は変更可能だったように思います。
その分、他の方に負担がかかるかもしれませんが・・・。
その点私はアルバイト間で信頼関係を築いて、他の方が急に出られなくなったとき、自分が出勤可能であれば積極的に助けてあげてイーブンイーブンにしていたつもりです。
お互い様の精神があれば、急用にも寛大な職場です。
ココスアルバイトの楽しいところ3選
ココスのアルバイト経験のなかで楽しいと感じたのは主に3つあります。
- 同年代のアルバイトが多い
- 新作メニューの試作・試食が楽しい
- 忙しい営業をみんなで回す一体感がある
まず、学生のアルバイトさんが【ホールスタッフ】【キッチンスタッフ】共にたくさんいました。
休憩時間が重なれば休憩室でまかないを食べながら楽しくお話しができました。
次に、新作メニューの試作・試食についてですが、これは楽しいです。
ココスは1シーズンに1度、1年に4回ほどグランドメニューが新調されます。
その他にも季節限定もののメニューが始まる前などにはOJTと呼ばれる試作・試食会が行われます。
【キッチンスタッフ】はお料理を、【ホールスタッフ】はデザートを作りますが、大体同日に行われるため、お料理とデザートをいっぺんに試食することができます。
勿論、調理の手順の勉強会ですので新メニューが実施される頃には作り方をマスターしていなければなりませんし、自分の舌で味わうとお客様にもおすすめしやすくなります。
最後に、週末など家族連れで賑わうピーク帯は本当に忙しくなります。
その際は【ホールスタッフ】【キッチンスタッフ】の連携がとても大切になります。
お料理が順番通り出ているか声かけ・確認をしたり、空席状況を共有したりとコミュニケーションが大切になります。
それを超えてピークが落ち着くとみんな充実した表情をしています。
ココスアルバイトのきついところ3選
ココスのアルバイトできついなと感じたのは主に以下の3点です。
- 長く勤めているとアルバイトであれど責任のある仕事を任される。
- 忙しいと定時に上がれないことが多々ある。
- 学校帰りからの深夜帯の営業
まず、私は7年間ココスに勤めましたが、勤務3年が経った時点でマネージャーという役職を与えられました。
アルバイトの時間帯責任者というところでしょうか。
私のいたお店には社員さんが店長しかいなかったため、店長がお休みの時は実質マネージャーが責任者でした。
そのため、クレームに敏感になったり金銭管理にもとっても気を使わなければならず、気疲れが増えました。
残業も、しばしばありました。
上がる時間になってもピークが長引いたり、仕込みが追いついていなかったりすると、「30分残ってもらえないかな?」ということがあります。
あとは自分の責任ではありますが、大学生になると深夜帯(22時~2時)のシフトにも出るようになり、学業との両立がきつかったです。
みなさんには無理なく本業に支障のないように働いてもらいたいなと思います。
経験者が語る!ココスアルバイトの面接対策とは?
ココスのアルバイトの面接は店舗で行われます。
主に聞かれる内容としては、
- 志望動機
- 週にどのくらいシフトに入れるか。
- 希望の曜日や絶対に出られない曜日があるか。
- 飲食店でのアルバイト経験があるか。
- 学生であれば、部活動はやっているか。
- 土日祝も勤務可能か。
などです。
部活に打ち込んでいる学生さんはあまりシフトに出られないことが多いので、部活動をやっているかは聞かれるはずです。
あとはやはり、平日以外も出勤できるかが肝となってきます。土日祝のどれかだけでも出られるとぐんと採用率はあがると思います。
ココスは入社研修がしっかりしているので、飲食店でのアルバイト経験がなくても始めやすいと思います。
面接に合格するには、
- しっかり目を見てハキハキ受け答えをする。
- 身だしなみをきちんとしていく。
- シフトの変更要請があれば積極的に動ける姿勢を見せる。
というポイントを抑えればある程度は大丈夫です。
飲食店は特に身だしなみがとても重要です。
まず、面接では最初に髪色は明るすぎないか、爪は短く清潔に保たれているかなどをチェックされると思います。
そして【ホールスタッフ】を希望するのであれば特に、愛想よくお話しできるかが重要なポイントになってきます。
面接での受け答えがハキハキしていなければ、お客様の前でも自信のないところを見せてしまうと思われます。
笑顔で、相手の目を見てしっかりお話する準備をしていきましょう。
最後に大切なのは「シフトにどれだけ協力してくれるか」というところです。
自分の都合だけでなく、人がいないところに積極的に出られるような姿勢を見せたり、人が足りていない曜日を自分から聞いたりすれば好印象だと思います。
ココスアルバイトの恋愛事情は?
ココスのアルバイトの年齢層は営業時間帯によってまちまちでした。
ランチタイムはほぼ主婦の方、ディナータイムは学生、深夜はフリーターの方と分かれていました。
全体で16歳~50歳くらいまでの幅広い年齢層の方々が活躍していました。
男女比は3:7くらいで、圧倒的に男性が少ない職場でした。
そして、性格も男性が穏やか・控えめなのに比べて女性の元気なこと・・・。
そのためか、男女仲はとても良かったのですが、恋愛に発展するようなことはほとんどありませんでした。
あくまでも、「バイト仲間」というような雰囲気でした。
私が勤めていた期間でできたカップルは2組ほどだったと思います。
男性からすれば、女性が多い職場なので出会いはあると思います。
が、主婦を除くと、恋愛対象になるアルバイトの女性は限られてきます。
あまり出会いには期待せず、バイト仲間を探す気持ちでいた方がいいかと思います。
ココスのバイトの評判を徹底調査!ココスのバイトってきつい?楽?のまとめ
ここまでココスのアルバイトについてご紹介してきました。
総合的に、ココスのアルバイトがおすすめできる人は、
- 助け合いの精神がある
- バイト仲間を作りたいと思っている
- アルバイトにやりがいを求めている
これに当てはまる人です。
シフトは基本的に助け合いの精神です。
自分の都合だけを押し通そうとしても、お店は回りません。
たくさんの仲間がいることを念頭に置いて、困っている人を助けられる精神がある人は向いていると思います。
その精神を持っていれば、学校の友人や家族に相談しにくいことを話せる仲間もできてくると思います。
アルバイト仲間と勤務時間外で遊ぶのは、学校の友人と遊ぶのとは違う刺激があります。
そのような仲間を作りたい人にもおすすめです。
そして、何より飲食店はやりがいが一番です。
ココスの忙しい時間帯は本当に疲れますし、大変ですが、みんなでやりきった、お客様にんおいしかったと言ってもらえたなど、やりがいを感じやすい環境です。
逆に、ココスに向いていないと思うのは、
- 色々な年代の人と話すのが苦手
- やりがいよりも楽さが重要である
という人です。
ココスには学生から主婦の方々まで様々な年齢層の人が働きにきています。
同年代の人としか話せない・・・。というような人は向いていないと思います。
あとは、忙しさを楽しめる人でないと向いていないです。
楽なアルバイトがいいな、と思っている人であれば、他をあたってみることをおすすめします。
以上、ココスのアルバイトについての紹介でした。
私はココスでのアルバイト経験で飲食業界のやりがいというものを知り、大学卒業後はそのままその業界に就職しました。
飲食のノウハウを教えてくれたココスには本当に感謝しています。
とにかく、「忙しさを楽しめる」、「人が喜ぶ顔を見るのが好きだ」という人にはとってもおすすめのアルバイトです。
是非、検討してみてくださいね。