社会人1年目営業職のゆうきです。
社会人になってお客様と接する機会が多くなると、学生時代のアルバイトの方が気が楽だったな~とつくづく思います。
学生アルバイトをたくさん抱えた店長の大変さも今ならわかる気がしますね。
私は学生時代に名古屋料理で有名な赤からのホールのアルバイトを2年間やっていました。
当時一人暮らしをしていた私はまともな料理を食べる機会がなかなかなく、赤からのまかないを食べてみたいというのが応募のきっかけでした。
とてもおいしかったのを今でも覚えています。
社会人になってからはお客さんとして通わせてもらっています。
今回は、「赤からのアルバイトに応募してみたいけど、どういう雰囲気なのかわからない」という方が少しでも安心して応募できるよう、私の経験を書かせていただこうと思っております。
よろしくお願いいたします。
目次
赤からのバイトの仕事内容は?
私が働いていたお店のホールの仕事内容をお伝えしたいと思います。
主な業務としては、
- 配膳、お鍋や焼き肉の網の管理、テーブルの片づけなどのホール業務
- ドリンク作り
- 買い出しや食器洗いなど雑務
以上の業務が中心でした。
まずホール業務ですが、一般的な飲食店と違い、赤からはお鍋と焼き肉を同じテーブルで提供するシステムになっています。
ですので、ホールは両方の管理をきちんとこなさなければなりません。
まずお鍋についてですが、お鍋をテーブルに持っていき、コンロに火をつけ、火加減や出来上がり時間などもホールが管理します。
タイマーによる管理ではなく、鍋ぶたからの湯気の出具合などで判断します。
お鍋が出来上がると鍋ぶたを取りに行きます。
その後お客様がお鍋を召し上がり終わったタイミングで、焼き肉について確認し、コンロを取り外して網をセッティングします。
それぞれのテーブルの状況把握を的確にする必要があります。
次にドリンク作りですが、キッチンに余裕があるときはキッチンがお酒やジュースなどを作ってくれます。
が、基本的にキッチンは余裕がないのでホールが主に担当することになります。
注文が多いビールやジュースやお茶などはサーバーのボタンを押すだけでいいので簡単にできます。
最後に雑務についてですが、余裕がある時間帯はホールはあまりすることがないので近くのスーパーに買い出しに行ったり、キッチンに入って業務を手伝ったりします。
赤からアルバイトの時給は?交通費は支給されるの?
私が住んでいる神戸市では赤からのアルバイトは時給1000円でした。
22時以降は1250円に上がりました。
研修中は900円程度でしたが、1カ月後ぐらには1000円に上げてもらっていました。
高校生のアルバイトもいましたが、その子たちは時給900円程度でした。
私の場合は毎回まかないを食べさせてもらっていたので、一食分の食費が浮きましたね。
交通費については支給されていました。
が、私の場合は通学路の途中の駅だったのでもらっていませんでした。
赤からアルバイトのシフトの条件は?
シフトは私のお店の場合、2週間ごとに紙に書いて提出する方式でした。
毎日アルバイトをしている方も数人いてシフトに余裕もあったので、特に何か要求されたりはしませんでした。
店長がとても良い方だったので、テスト前などは一カ月ほど休ませてくれましたし、こちらの事情をいろいろと斟酌してくださいました。
私の場合は週に2、3回入るぐらいでした。
お金を使い過ぎて困ったときには、シフトをたくさん入れてくれたりもしました。
赤からアルバイトの楽しいところ3選
最赤からのアルバイトで楽しいと思ったのは以下の三点です。
- 店長やバイト仲間が気さくな人が多く、飲み会やカラオケなどに行った
- まかないがとてもおいしかった
- 料理が本当においしいので、お客さんから感謝してもらえる
まずお店の雰囲気がとても良かったです。
大学生やフリーターや社員の方などいろいろな人たちがいましたが、明るくてオープンな人が多かったです。
仕事とは関係のない話や悩み相談などいろいろさせていただきました。
あと、まかないは本当においしかったです。
学生時代の貴重な栄養源でした。
そして、料理が本当においしいのでお客さんから感謝していただけます。
作っているのはキッチンの方々ですから、もちろん後でそれをキッチンに伝えます。
私が作っているわけではありませんが、やはり感謝してもらえるのはとてもうれしかったですね。
赤からアルバイトのきついところ3選
赤からのアルバイトできついと思ったのは以下の三点です。
- シーズンや時間帯などによってはとても忙しい
- 忙しい時間帯は頭をフル回転させないといけない
- 宴会コースなどは特に大変
まず忙しさについてですが、新年会や忘年会などの飲み会が多くなる時期は特に忙しいです。
ドリンクも飲み放題などが多くなるので常に動き続けることが必要です。
前述の通り、一般的な飲食店と違ってお鍋と焼き肉の両方を管理することになるので、各テーブルの状況把握が重要になります。
ですので、忙しい時間帯などは通常のホール業務と平行して各テーブルの様子をしっかり見なければなりません。
宴会コースが重なると、食器やドリンクの準備や配膳を手早くこなさないといけません。
また、次の予約のためにも全力で洗い物をしなければいけないので大変です。
経験者が語る!赤からアルバイトの面接対策とは?
面接は電話を希望シフトや飲食店のアルバイトの経験を聞かれたぐらい。
特に他は聞かれませんでした。
キッチン希望の場合は料理経験なども聞かれるそうです。
が、ホールの場合は特に料理経験は聞かれませんでした。
軽い雑談などもあり、緊張するようなことはなかったです。
服装や髪形についても、特に何も注意されませんでした。
ちなみに私は当時、派手ではないですが茶髪に染めていました。
私のアルバイト先の場合、キッチンのメンバーは髪形などかなり自由な雰囲気でした。
が、ホールのメンバーはさっぱりとした雰囲気の容姿の人が多かったです。
面接に行く際は、やはりお客様と直接接するホール業ですので、清潔感は大事にして行きました。
忙しい時間帯などはお店のチームワークも大事になります。
なので、やはりコミュニケーション能力などを自然にアピールすれば面接は問題ないと思います。
赤からアルバイトの恋愛事情は?
アルバイトの年齢層は、20代前半の学生が一番多く、次いで20代中盤のフリーター、その他といった感じでした。
社員の方は30代から40代ぐらいの方でした。
異性との出会いはあったのかもしれませんが、私の知る限りではなかったです。
懇親会などは数カ月に一回程度でした。
私の場合、アルバイト先にあまり恋愛を求めていなかったので適度な人間関係がちょうど良かったです。
アルバイト先の人間関係に恋愛を求めていない人には合っていると思います。
赤からバイトの評判を徹底調査!赤からのバイトってきつい?楽?のまとめ
このアルバイトをおすすめできる人は
- アルバイト仲間やお客様と愛想よく気軽にコミュニケーションできる人
- 清潔感がある人
- 赤からのまかないを食べてみたい人
おすすめできない人は
- 接客が苦手な人
- 相手の立場に立って考えられない人
- 料理に興味がない人
といった感じです。
赤からのアルバイトでは、お客様に名古屋料理について質問されることもあります。
また、フランクな会話を求める方もいらっしゃいます。
このようにさまざまなお客様の要望に丁寧に答える対応力は、のちのち社会人になった後でも重要になってきます。
ですので、学生の方にもおすすめのアルバイトです。
私の経験は以上です。
赤からへの応募を検討していらっしゃる方の参考に少しでもなれば幸いです。