現在は33歳の男性会社員ですが、3年前はフリーターだった時期があります。
それはなぜかというと、前職を仕事が決まらずに辞めてしまったからです。
失業保険をもらいながら就活をしていましたが、なかなか決まらない。
その失業保険の給付期限も終わってしまったので、アルバイトで食いつなぐしかない。
就活をする時間が欲しかったので、時給が高くて融通の利くアルバイトを探していました。
そんなときに見つけたのが、日本郵便の物流倉庫での仕分け作業です。
なかなかハードな仕事でしたが、良い経験になりました。
目次
郵便局のバイトの仕事内容は?
日本郵便のお世話になっている人は多くいるのではないでしょうか。
書類やはがきを送る人は多いかと思います。
ドライバーなど様々な仕事がありましたが、私がしていたのは荷物の仕分けです。
郵便局ではなく、物流倉庫での作業です。
郵便局で預かった荷物は、まずは大きな物流倉庫に集められます。
そこから各地の郵便局に届けられ、そこの郵便局が管轄する地域の企業や個人宅に届けられる仕組みです。
仕分けの仕事ですが、送り状に記載されている番号を見て仕分けをしていきます。
この番号を確認して、仕分けていく感じです。
荷物を積み込むためのボックスが用意されていて、〇〇番はこのボックスにという感じです。
他にもボックスに積んである荷物をひたすらベルトコンベアの上に乗せる作業。
荷物がいっぱいになったボックスを、所定の位置に移動させたりという作業もあります。
アルバイトが行う作業というのは、こんな感じですね。
郵便局アルバイトの時給は?交通費は支給されるの?
私は大阪にある日本郵便の物流倉庫で働いていましたが、時給は良かったです。
日中の時間だと、1100円でした。
22時以降の深夜帯ですと、1500円弱はもらえましたね。
学生時代に居酒屋でアルバイトをしていましたが、950円だったのを覚えています。
それに比べると、給与水準はかなり高いのではないでしょうか。
交通費ですが、しっかり支給されます。
私の場合は電車で通っていましたが、全額支給されました。
やはり大手企業は違うなと思いました。
郵便局アルバイトのシフトの条件は?
シフトは1か月分の日付が書かれた紙を渡されて、そこに出勤できる日に〇をつけていくという感じでした。
出勤できない日に×をつけて、会社側にお任せするという方法もできます。
途中で出れない日が分かったら、なるべく早く連絡した方がいいです。
1週間前には連絡した方が良いでしょう。
やむを得ない事情でしたら、しょうがないと思いますけどね。
日本郵便は、アルバイトの働き方が多様です。
短時間勤務だったり、細かく時間を区切られて働けるようになっています。
求人票に書かれている条件で基本的には働く時間帯が決まっていますが、相談して変更することも可能でした。
郵便局アルバイトの楽しいところ3選
郵便局のアルバイトの楽しいところを挙げるなら、次の3点ですね。
- 筋肉が鍛えられる
- パズルをやっているような感覚
- 体を動かすから時間の感覚が速い
宅配の荷物は様々なものがあり、重い物も多いです。
それらの荷物を上げ下げしているうちに、体が鍛えられてきます。
最初は筋肉痛などきついのですが、慣れたら大丈夫です。
荷物を持つための筋肉が鍛えられてくるからです。
ボックスに積み込む荷物ですが、形や大きさが異なるものが流れてきます。
なるべく多くの荷物を積み込むために、積み方を考えなければいけません。
まるでテトリスをしている感覚になるのです。
そういうことを楽しめる人は良いと思います。
体を動かす仕事なので、デスクワークよりも時間の流れが速く感じます。
仕事によっては長く感じることもありますが、仕分けの仕事は速く感じました。
退屈だと長く感じると思うので、知らぬ間に楽しんでいるんだと思います。
郵便局アルバイトのきついところ3選
郵便局のアルバイトのきついところとして挙げたいのは、次の3点ですね。
- 荷物が重い
- 体育会系の職場
- 急かされる
荷物は軽い物も多いですが、重い物も多いです。
昨今は重い物はネットで買う風潮があるからか、以前よりも増えた気がします。
他の宅配業者と比べると、重い荷物の割合は少ないと思いましたけどね。
それでも実際に腰を痛める人がいるので、注意しましょう。
職場の雰囲気は体育会系でしたね。
怒号を聞く場面もありますし、怒られることもありました。
時間とノルマとの戦いなので、それは理解できますけどね。
学生時代の部活を思い出しました。
そういうのに慣れている人は、問題ないかもしれませんが。
現場は常に時間との戦いです。
荷物を最短で届けなくてはいけないので、何時までにトラックに乗せないといけないというのがあります。
そのため、マイペースで仕事をすることはできません。
テキパキと仕事をこなさなければいけないのです。
経験者が語る!郵便局アルバイトの面接対策とは?
面接は現地で行われます。
頻繁に面接会が開かれているようでした。
面接会場となる部屋に応募者が集められて、一人ずつ呼ばれて面接が行われていく感じです。
面接は私服で大丈夫です。
持ち物は履歴書と筆記用具を持ってくるようにとのことでした。
面接で質問されたことは、業務に関する具体的なことでしたね。
- 週に何日ぐらい入れるか
- 今までにこういう仕事をしたことはあるか
- 体力には自信があるか
こんな感じで、特に志望理由みたいなのは質問されなかったです。
この仕事は常に人手不足なので、余程のことがない限り落とされないです。
最低限のコミュニケーションと、健康なことをアピールすれば受かります。
遅刻欠勤はしないというアピールがあれば、頼もしく思ってもらえると思います。
郵便局アルバイトの恋愛事情は?
アルバイトは学生から主婦まで、幅広い層の人が働いていました。
フリーターの人も多かったですね。
30代~50代の人が、特に多かったと思います。
夏休みなどの長い休みは、高校生と大学生が多いです。
仕事がハードなだけに60代以上は、あまり見かけませんでした。
異性との出会いは十分にあります。
こういう仕事なので、女性は敬遠するかなと思いました。
しかし、女性向けの仕事もちゃんとあります。
男性の方が比率的には多いですが、女性もそこそこいます。
そのため、出会いのチャンスはありました。
仕事後の休憩室で話しているのを、よく見かけました。
郵便局バイトの評判を徹底調査!郵便局のバイトってきつい?楽?のまとめ
体力に自信があるのであれば、おすすめしたいです。
学生時代に体育会系の部活に入っていたのであれば、仕事場に馴染みやすいと思います。
体を鍛えたいという人にもおすすめです。
お金をもらえて、体も鍛えられる最高の環境だからです。
反対におすすめできない人は、体を動かすのが好きではない人です。
かなり重い荷物が流れてきたりするので、きつく感じると思います。
雰囲気も体育会系なので、そういうノリに嫌悪感があると厳しいと思います。
ハードなイメージがあるからか、敬遠する人もけっこういます。
実際に、一日で来なくなった人もいます。
しかし、この仕事が合う人もいます。
仕事をする前は不安だったけど、やってみるとそうでもなかったと感じる人もいるのです。
時給も高いですし、興味があるなら応募してみてはいかがでしょうか。